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寄木デザインナイフ

木の道具

コロナ禍になってから、仕事以外の外出を極力しないようにしているのもありデザインフェスタにいけなくなって早二年くらい。そんな中最近手作業が増えているのもあり、そろそろちゃんとしたデザインカッターが欲しいなあ、と先日から思っていまして。

道具をお迎えするなら昔からつけペン軸や万年筆、ガラスペンなどでずっとお世話になっている推し木工作家さんの作で是非…!と思っていたのですが、この作家さんの作品はいつもデザフェスでお迎えしていたので、あと何年かは無理なんだろうなーと思っていたのでした。

そんな中、今どうしていらっしゃるだろう、と検索してみたところ、嬉しいことに手芸サイトで作品販売を開始していらっしゃいまして。このたび、希望通り素敵な作品をお迎えすることができました。
くらふと宮野さんの寄木のアートナイフ。
すっかりコロナが納まるまでは無理だろうと思っていたので、とても嬉しいです。今までの作品と同じように、これからも大切に使わせていただきたいと思います。素敵な道具と長く付き合えるしあわせ。クリスタなども使えるように頑張っていますが、まだまだアナログ画材もじゃんじゃん使おうと思うのです。

推し作家さんの作品は、なるべくネット通販でも買おうと思っています。少しくらいは応援になるといいんですけども。

話変わって最近の雑感。

SNS全盛期にあって、作家業のかたちも様々に変わっているなあと思う最近だったりです。
昔は漫画家といえば専業を目指す形だけのような感じだったと思うのですが、今は他に仕事を持ちながら素晴らしい作品を作り上げる方もとても多くなってきたように見受けられます。作家のかたちが更に自由になってきているのかな。昔の形に縛られて、これになりたいならこうでなきゃ!みたいな押しつけ・考え方を他者にも自分にもしないようにしないとなあ、と思うこの頃です。

どの型であっても作品ができて継続できれば良く、家庭環境や健康状態など色々ですが各自に必ず事情があり、その制作スタイルに上下なんかはないのですから(ここをはき違えて、時々よそに押しつけがましい意見を言う人を見るとげんなりしてしまいます…思うのは勝手ですけど他人に押し付けるとなるとたちまち傲慢となり害となります)

自分も二足の草鞋でもう長い事描いていますが、これはこれでひとつの型。
色々柔軟に考えて、これからも作っていければなあと思います。