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徒然雑記

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#memo

本日の雑談は万年筆。

学生時代、何年間も毎日何枚もデッサンの練習をする無理をしたせいで腱鞘炎になり
利き手の握力が9kgぐらいしかなく
ネーム前のプロットやアイデア書き出し、日記などを書く時
普通の筆記具では負担がすごいので普段は筆圧がほぼなくていい文房具、万年筆を使っています。

万年筆も使い始めてなんだかんだと十年以上になり、自分の手に馴染んでとても描き易くなりました。

初めは木軸一本だけだったのが、使いたい色系統ごとに一本ずつ増えていき、4本使いで落ち着きました。
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右から
パイロット 旧カスタムカエデ/18K(青緑系インク)1971年3月製デッドストック。太さは「script」。 プロットやメモ・日記を書く手帳用。一番使う
パイロット 旧グランディーかえで/18K-750(赤系インク)1978年6月製デッドストック。太さはF。同じく手帳用
木工作家さん作 バーズアイメープル(緑系インク)製昨年不明ですが中身はおそらくドイツ製の一般用のもの。太さはM。同じく手帳用、レシピなんかを良くメモしています
パイロット ジャスタス95/14K-585(青緑or灰系インク)2013年製。太さはFで可変式。ジャスタスは文字だけでなく絵に使えるのが特徴でラフやクロッキー、ネームなどに使用しています。
ぺんてる 薄墨筆ペン

万年筆と着物って、使っているのがわかると周りの人から「良かったら使ってやって!」と譲られて数が増えていくんですけども
そうしたなかにあったモンブランや海外製のいい万年筆は持って歩くと良くインク漏れをして困ったりしたので
結果的に手元に持ち歩いて普段使いにするのはほぼパイロット一色になりました。
国産の文房具って本当に性能がいいです。

全てコンバーターを入れてボトルインクを呑ませて使っています(CON-40/50/70)
インクは色々試していましたが、最近はすっかり安価なエルバン色彩雫 に落ち着きました。

季節ごとにインクを変えては色々の事を描き散らしています。色を考えるのもとてもたのしい。
インク瓶をカラーインクと一緒に並べて眺めるのもまた、とても気持ちが安らぐものです。
生活の中に、万年筆があってよかったです。close
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#memo

「不言実行」ということで制作に関して書かないようにするとどうも雑談ばかりになるんですけど
そんな感じで先ほどのメモの続きの話。

こだわりのカップで思い出しました、新宿のガード下近くにある「田島屋珈琲店」さん。

あそこで昔、初めてサムライのカップを使わせてもらいまして、
これかっこいいなあ、いつか我が家にも…なんて思ったんでした(うちのは結局量を考えてマグカップになりましたが)

このお店、コーヒーや紅茶を注文すると店内にある名だたる茶器をランダムで使用してくれるので
普段なかなか手の届かないようなメーカーの実物を手にして飲み物を飲めるんですよね。
オールドノリタケなども確かあったような気が。

いつも人気で混みすぎて入れないので中々立ち寄れないんですが、
また機会がある時に行きたい好きなお店のひとつ。

田島屋珈琲店本店


ウェブサイトのトップにもサムライのカップが出てくるのに今気づき。
うちのはソーサーないマグカップですけど、やっぱりソーサーが揃いであるのは決まってるなあ。
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#memo

お気に入りの茶器メモ
輪島塗のカワセミの湯呑以外は全て骨董市や他のお家から譲り受けたものになります。
長年かけてじんわりと我が家に集まったもの
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一番古くから使っているGinoriベッキオホワイト(丈夫でだいすき)
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明治時代(1868-1912)日本の輸出品だったティーカップ 白鷺。お茶が透けるほどに滅茶苦茶薄い。昔の陶工さんすごい…!
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ずっと憧れだったアイルランドのBelleek(2ndブラックマーク/1891-1926年)悩みに悩んで最近お迎えしました。
ソーサーはお迎え時から割れていたので金継ぎ予定
白鷺ほどではないですがこれも薄い陶器

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輪島塗 カワセミの湯呑。たっぷり入って使い勝手がとてもいいです。緑茶系は全部これ
隣の鶴の急須は明治~昭和前期(1868-1945)の古い作

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珈琲を飲む時だけこのカップ(WEDGWOOD廃番品/サムライ)

基本はコミティアでお迎えしたコミティア公式緑のマグカップ(オノ・ナツメ先生の絵柄の)でなんでも飲んでるのですけど
読書時だけ3種のティーカップをその時の気分で使うようにしています。
こうすると何故か読書が捗ります。ティーポット、ずーっと飲めるのでお迎えして良かった…!

貧乏舌ゆえに良い茶葉にはあんまりこだわっていないので、
普通の茶葉でミルクティーをいれてガバガバ飲んでいます(台無しかもしれない)
古い茶器を現役で活躍させてあげられる、ということが、なんだか嬉しいんですよねえ。

最近メンバーが増えたりでバタバタしていたけれど落ち着きました。
これらでずっと長くやっていきたいです。

ところで、年代書き出してみるとやっぱり古いものが多いですね。
普段使いにしている机や椅子、包丁や裁縫道具、万年筆やはさみなど文具なんかも大体全部古い品なので
むしろ新しいものは鳥さん用品と家電製品くらいな気がしてきました。

意識して古いものを集めていたわけではないんですけど、
好みなものを手元に置くようにしていたら自然とそうなっていた感じ。
古い物の木地とか雰囲気が、やっぱりすきなんだなあ。
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#memo

昨日ちょっといいお刺身をたまには!と食べたのですけれど、
(1パック千円くらいのもの)
期待していたほどには美味しくない…かな?とがっかりしてしまったので
やっぱり自分はお安い食材を美味しく食べる方が性に合うようでした。

画材(道具)と資料や自己教育、人付き合いについては出す時はしっかり出す!が信条なんですけども
こと自分だけの食事に関しては、必要な栄養素がちゃんととれるのなら
お安い食材でなるべく美味しく料理して食べた方がいい、とはっきりしています。

多分、自分の中で食に関する優先度が低めなのかもです…
巷で話題のグルメとか興味ないしなあ。
外で食べるのは美味しいし時々凄く自分以外の人が調理した料理を食べたくなる事はあるけれど、
外食に比べて、自分で料理してもそこまでひどくはならない(気がする)し。
知識的に食べたい!と思うものは結構ありますが。
(ex:ジビエ系だとか、昔の人が食べていた野草だとか。
これの延長でその辺りに生えている雑草、昔の人が食べていたものや薬効があるというもの…を
時々採ってきては試しに食べてみたりしています。節約のためとかではなく純粋に知的好奇心から。とてもたのしい)

美味しいもの好きの方からしたら怒られそうですけど
ごくたまーにちゃんとしたお店で高価な美味しいもの(といってもランチで五千円くらいのもの)を食べても、
「食べたらなくなっちゃうんだよなー、このお金があったらあの資料とか画材買った方がよかったな…」
などと大体いつも考えてしまうので

高い食べ物を味わうという事に対する人生上の評価がそんなに高くないみたいです。
最近それがますますはっきりしてきました。

美味しい物好きな方に絶対怒られそうだなあこれ。

逆に言えばお酒も飲まないし、食費にお金がかからないタイプではあるんですけど。

たまに友人と買い出しに行くと、自分がかなり食材に関しては吝嗇家な部分があるなといつも発見したりします。
一人暮らしだと食材節約しまくれちゃうから、こうなっちゃったんだろうなあ…。
誰かと食材買いに行く時は気を付けよう。


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ちなみに、自分の食べるものについてはそんな感じですが、
文鳥さんにはなるべく美味しいものを!と
こだわりの主食はもちろん副食や嗜好品まで予算を考えずにしっかり用意するので
多分文鳥さんの方がいいものを食べている気がします。

我が家の文鳥さんはグルメさんだと思う…。
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#memo

大好きな映画のひとつ
「變臉 この櫂に手をそえて」

すきだったので昔なんとか手を尽くしてVHSテープを手に入れて所持しているのですが
自宅には今VHS再生機がないんですよね…
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自宅整頓を進めたらそのうち再生機買っちゃうかも。
それくらい好きな作品です。
どうしてDVD化しないのかなあ…
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#memo

今絵柄詰めも同時にやっているので過去作をちょこちょこ観るんですけども
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少年漫画誌にいた頃のですね。
これ描いてたのアナログ…ペンベタはともかく今トーンはアナログで貼りたくないなあ…!
流石に絵が古すぎて恥ずかしくて割と直視できません。

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その作品・お話に一番いい絵柄で表現するため、絵柄は作品ごとにわざとガラッと変えていたので
コミティアではいつも作家が複数いるサークルだと思われていましたし
そうお客さんからもよく尋ねられていましたがはじめっからずっと一人サークル。
(ちゃんと尋ねられたら説明していました)

今も文鳥とそれ以外で結構そんな感じに思われている感があるかも(改めない)

次作はとりあえず人外系描きますがその次と森羅奇譚はまだちょっと絵柄決めかねていて

ともあれ、和風描くの久々なのでちょっと色々頑張ります。

言葉が先行すると自分の場合ロクな事にならないので、不言実行で。

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#memo

小さい頃母がおでかけといえばいつも自転車で行ける範囲の近所のバザーに連れて行ってくれていたので
(多分今思うと当時家にお金がなかったんだろうなあと思う)

昔からバザーや骨董市で古い物を眺めるのがだいすきで、
物を見たり売り手さんと話して勉強したりが本当にすきなんですけど

行くと……絶対何か物が増えちゃうから……

いまずっっっと、行くのを我慢してるんですよねえ…

(古本市も同じく今禁止中です。これ以上本が増えたら本当に床が抜けてしまう)

でも、この習慣のおかげで色々の目は鍛えられたのかもしれないなあと今更ながらに思ったりも。

前メモでキッチンで使っているものの事を書きましたが、
思えば大体みんな50年から100年くらい前の道具を現役で使い倒していたりする。
伊勢の家が古物ばかりだったせいか、古い物があったり手にしているとなんだか落ち着くんだなあ。


昔の日本の品って物凄く緻密な仕事がされていたり、丈夫だったり長切れだったり、
個人的にとても使い易いものが多いので自然とそうなった感じで今後もきっとそんなふうです。
そんなものが捨て値で出されていたりすると、なんとか活用できないかなあと考えてしまう。それがまた、楽しい。

うう、でもさすがに何年間か禁止していたし、骨董市そろそろ行きたいなあ…見るだけ、見るだけ。



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