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忘れ形見のタデアイ生葉染め(木綿と麻)

数年前から、春に種を蒔いて育てたタデアイで生葉染め(藍染)をしています。
記事にした数年前のものはこちら↓

去年から実家の方にも種を分けてタデアイを育てていまして。
去年は文鳥さんのお墓のそばの鉢でタデアイを育てていたのですが、種が落ちたのか、今年は文鳥さんとわんこさんのお墓の上に自然にタデアイが生えてきたので、今年は鉢で育てていた分に加えてそれも染めに使ってみたのです。

旅立った文鳥さんたちの形見のようで…ちょっと嬉しかったのでした。

花が咲く直前のタデアイ、
10センチくらい上で刈り取ったタデアイの束から葉っぱだけを外して水を加え、ミキサーで砕きました。

砕いたしぼり汁を100均の洗濯アミポーチに入れて漉し。
絹であればそのままこのしぼり汁につけるだけで(もっと鮮やかな青に)染まりますが、今回は木綿や麻のハンカチを染めるので、ソーダ灰とハイドロサルファイトコンクを15gずつ加えました。

空気に触れると変化してしまうので、染める間は水面下でゆすりながら染めます。30分ほど。

30分したら絞って空気に触れさせると、緑色からみるみるうちに青が発色してきます。
何度見ても、この瞬間、この変わる青が本当に美しくて。
下の動画みたいに、どんどんあっというまに真っ青になっていきます↓

よく空気に触れさせて反応させるため、絞った後広げて新聞紙の上で更に30分ほど置きました。

色が定まってきたら、流水でしっかり洗います。
すると葉っぱの緑色が流れ去り、後には綺麗な青だけが残ります。

あとは日陰で半日ほど、洗濯物のようにしっかり乾かして完成。
なんともいえない、いい感じのスモーキーブルーに染まってくれました。

文鳥さんのお墓から生えてきたタデアイから新しい色が生まれて。
すべてのいのちはつながっているんだなあ。

生命を終えた文鳥さんがタデアイになり、またこの青に姿を変えてくれたようで…大切な思い出の品になりました。

タデアイは育てるのも簡単ですし、お子さんと一緒でも簡単にできますので、こんなふうに育てて思い出の品にしてもいいかもなと思いました。

木綿への染め方はこちらの記事が詳しいです。

藍の生葉で、木綿や麻を染める方法